【介護経営ドットコム編集部より】
介護労働安定センターが公表した最新の「介護労働実態調査」で、事業所の採用活動、介護従事者の就職経路ともに「友人・知人からの紹介」がトップとなったことが分かりました。人手不足が続くなか、リファラル採用(社員紹介による採用)の広がりが改めて裏付けられた形です。
主なポイントは以下の3点です。
①採用活動でも就職経路でも「紹介」がトップ: 事業所が実施する採用活動では「職員に友人・知人の紹介を依頼」が66.0%で最多。従事者の就職経路でも「友人・知人からの紹介」が33.8%でトップとなりました。
②紹介による採用は効果を実感する事業所が多い: 「職員に紹介を依頼」した事業所のうち47.3%が「効果があった」と回答。これは「有料職業紹介所を活用」の53.4%に次ぐ高い割合です。
③リファラルを機能させるカギは「良好な人間関係」: 従事者が現在の法人に就職した理由では「通勤が便利だから」に次いで「職場の人間関係が良さそうだったから」が2位。紹介を機能させるには、まず職員自身が働きやすいと感じられる職場づくりが欠かせません。
進むリファラル採用 介護職員の就職経路、トップは「友人・知人」 カギは良好な人間関係
介護現場でリファラル採用が広がっている。 介護労働安定センターが公表した最新の「介護労働実態調査」で、事業所・施設の採用活動、介護従事者の就職経路ともに「友人・知人からの紹介」がトップとなったことが分かった。
調査結果によると、事業所・施設が実施する採用活動で最も多いのは「職員に友人・知人などの紹介を依頼」で66.0%にのぼる。 このうち、47.3%の事業所が「効果があった」と回答。これは「有料職業紹介所を活用(53.4%)」に次ぐ高い割合だ。 一方、介護従事者が現在の法人に就職した主な経路をみても、「友人・知人からの紹介」が33.8%でトップとなっている。 リファラル採用を機能させるためには、職員が自ら友人・知人を誘いたくなるような職場環境づくりが欠かせない。
介護従事者が現在の法人に就職した主な理由では、「職場の人間関係が良さそうだったから(35.1%)」が、「通勤が便利だから(51.8%)」に次ぐ2位に入った。他に引けを取らない給与水準や各種休暇の確保、柔軟な働き方の推進といった施策の前提として、良好な人間関係をどう築くかがカギを握ることが改めて浮き彫りになった形だ。
この調査は昨年10月に実施されたもの。全国の事業所8955件、労働者2万675人から有効回答を得ている。
*出典:介護ニュースJoint