【介護経営ドットコム編集部より】
日本介護福祉士養成施設協会は9月29日、今年度の介護福祉士養成校の入学者動向を発表しました。外国人留学生が入学者全体の6割を初めて超えた一方、新卒者は減少しています。将来の介護福祉士の多くを外国人材が担う時代が近づいており、事業所には受け入れと定着に向けた体制づくりが問われます。
主なポイントは以下の3点です。
①外国人留学生が初の6割超: 留学生は前年度より638人多い4712人で、入学者全体に占める割合は60.6%となりました。
②新卒者・離職者訓練は減少: 新卒者らは177人減、離職者訓練の受け入れは37人減となり、留学生の増加がこれらの減少を補って入学者総数を押し上げました。
③出身国はネパールが半数以上: ネパール、ミャンマー、ベトナムの順に多く、出身国の文化や言語に配慮した受け入れ・教育体制の整備が今後の人材確保のカギになります。
介護福祉士養成校の入学者、外国人留学生が初の6割超に 638人増で全体を押し上げ
介護福祉士を養成する大学や専門学校などで組織する「日本介護福祉士養成施設協会」は29日、今年度の入学者の動向を公式サイトで発表した。
それによると、外国人留学生は前年度より638人多い4712人となった。入学者の総数に占める割合は60.6%で、初めて6割を超えた。
※ 記事中の人数や割合などは、協会の調査に回答した会員養成施設の集計値。
入学者の総数は424人増の7780人。新卒者らは177人減の2756人、離職者訓練の受け入れは37人減の312人だった。外国人留学生の伸びがこれらの減少を補い、入学者の総数を押し上げた格好だ。
外国人留学生の出身国はネパールが2539人で最も多く、単独で半数以上を占めた。次いでミャンマーが904人、ベトナムが377人となっている。
定員の充足率は前年度の66.9%から73.6%に上昇した。一方、養成課程数は272から266に、入学定員は1万1001人から1万572人に減少した。
*出典:介護ニュースJoint