【介護経営ドットコム編集部より】
厚生労働省が公表した「2024年度介護保険事業状況報告」により、介護保険制度の費用総額が制度創設以来初めて12兆円の大台を突破し、過去最高を更新したことが明らかになりました。給付費・認定者数もともに過去最多を記録しています。
主なポイントは以下の3点です。
①費用総額が12兆円を突破: 2024年度の費用額は前年度から3766億円(3.2%)増の12兆952億円に達し、制度創設以来初めて12兆円台に乗りました。
②給付費も11兆円超え、要因は高齢化の進展: 利用者負担分を除いた給付費は11兆1826億円(前年度比3.3%増)に達し、初めて11兆円を超えました。介護サービスの需要拡大が最大の要因です。
③認定者数も過去最多を更新: 2024年度末の要介護・要支援認定者数は721万人(前年度比1.8%増)となり、65歳以上の高齢者に占める割合も19.7%まで上昇しました。制度の持続可能性や今後の報酬改定への影響を注視する必要があります。
2024年度の介護保険費用額、初の12兆円突破 給付費・認定者数も過去最高を更新
厚生労働省は27日、介護保険制度の直近の動向をまとめた「2024年度介護保険事業状況報告」を公表した。【Joint編集部】
年間の費用額が制度創設以来初めて12兆円の大台を突破し、過去最高を更新したことが明らかになった。
厚労省の報告によると、2024年度の費用額は前年度から3766億円(3.2%)増の12兆952億円に上った。
ここから利用者負担分を除いた給付費も、前年度から3564億円(3.3%)増えて11兆1826億円に達し、初めて11兆円を超えた。高齢化の進展に伴う介護サービスの需要拡大が最大の要因。 要介護・要支援の認定者数も増加の一途をたどっている。
2024年度末時点の認定者数は、前年度から12万人(1.8%)増の721万人となり、過去最多を塗り替えた。65歳以上の高齢者に占める認定者の割合は、前年度から0.3ポイント上昇して19.7%となった。
*出典:介護ニュースJoint