【介護経営ドットコム編集部より】
ケアプランデータ連携システム、いわゆる「ケアプー」をめぐり、厚生労働省が新たな「介護情報基盤」と統合する方針を示しました。
ケアプランデータ連携システムは、居宅介護支援事業所と介護サービス事業所の間でケアプランや利用票などをオンラインでやり取りする仕組みです。今後、介護情報基盤と一体化することで、現場の利便性向上や事務負担軽減が期待されます。主なポイントは以下の3点です。
①ケアプランデータ連携システムを介護情報基盤と統合へ: 厚労省は、既存のケアプランデータ連携システムを新たな介護情報基盤に統合する方針を示しました。
②情報共有の効率化が狙い: システムを一体化することで、事業所・施設・医療機関・自治体などの情報連携をより円滑にする狙いがあります。
③事業所にとって重要なインフラに: 今後の介護DXや業務効率化を進めるうえで、ケアプランデータ連携システムの導入・活用は経営上も重要なテーマになります。
ケアプランデータ連携システム、新たな「介護情報基盤」と統合へ 厚労省方針
厚生労働省は29日、ケアプランデータ連携システムを介護情報基盤へ統合する計画について、概要を説明する通知を発出した。介護保険最新情報Vol.1529で現場の関係者に広く周知した。 来年1月からシステムを統合・移行する予定だと明らかにした。在宅介護の生産性向上、情報連携の効率化や業務負担の軽減などにつなげる狙いがある。
移行後、もともと年額2万1000円だった利用料を無料とする方針も明示された。現在はフリーパスキャンペーンの期間中。今年度もケアプーの導入に料金はかからない。
システムの移行にあたり、全国の事業所は事前の準備が必要となる。
厚労省は今月から12月までを「引っ越し準備期間」と設定。移行先となる介護情報基盤の「介護WEBサービス(介護保険資格確認等WEBサービス)」への利用登録を呼びかけている。事業所に求められる対応は以下の通りだ。
(1)既に「介護WEBサービス」の利用登録を終えている場合=改めての利用登録は不要。
(2)ケアプーのみ利用中の場合=電子請求受付システムのID・パスワードを用いて「介護WEBサービス」への利用登録が必要。
(3)いずれも導入していない場合=ケアプーの導入と「介護WEBサービス」への利用登録の両方が必要。
※ 保険者ごとの介護情報基盤の運用開始時期にかかわらず、すべての事業所で利用登録の対応が必要となる。 移行後はパスワードの入力が楽になったり、データのダウンロードが何度でも可能となったりするなど、利便性の向上が図られる。
厚労省は8月26日13時30分から、YouTubeライブで全国の事業所を対象としたオンライン説明会を開催し、システムの移行や必要な利用登録などについて具体的に解説する方針だ。この説明会は事前申し込み不要で、誰でも閲覧できる。
*出典:介護ニュースJoint