＊24年度報酬改定の情報収集はこちらから！【無料オンラインセミナー申し込みページ】
2024年度の診療報酬・介護報酬・障害福祉サービス等報酬の改定率が12月20日に決定しました。介護報酬は1.59%のプラス改定です。このうち、0.98％は同年6月に施行する介護職員の処遇改善分となっています。
医療・障害・福祉ともプラス改定に
今回の決定については厚生労働省のウェブサイトから確認することができます：診療報酬・介護報酬・障害福祉サービス等報酬改定について
以下がそれぞれの改定率です。
- 介護報酬 ＋1.59％
※介護職員の処遇改善分 +0.98%（24年6月施行)を含む - 診療報酬 ＋0.88%(医科0.52％、歯科＋0.57％、調剤＋0.16％）
※看護職員、病院薬剤師その他の医療関係職種の賃金改善
（24年度にベア＋2.5％、25年度に ベア＋2.0％を実施していくための特例的な対応＋0.61％)や
入院時の食費基準額＋0.06％を含む - 障害福祉サービス等報酬改定 ＋1.12％
厚労相が介護・障害分野の段階的なベースアップに言及
武見敬三厚生労働相はこの日、財務相との予算編成後の折衝直後に開いた会見で、「介護や障害福祉の現場で働く方々にとって令和6年度に2.5％、令和7年度に2.0％のベースアップに確実に繋がるよう、配分方法を工夫する」こととしています。今改定についてはさらに、「処遇改善分について2年分を措置することとしており、3年目の対応については、処遇改善の実施状況などを踏まえて、令和8年度の予算編成過程で検討する」と説明しました。
