これまでに訪問看護ステーションの『売上を向上させていくための考え方』についてお伝えしてきました。今回は、このシリーズ最後のテーマである『訪問頻度』についてお伝えしていきます。
これまで前回の記事をまだ読んでいない方は合わせて読んでいただけたらと思います。
■これまでの記事まとめ 訪問看護ステーションにおける売上を上げる戦略思考 ・訪問単価を上げよう(1)(単位、診療点数) ・訪問単価を上げよう(2)加算を取る意識の醸成 ・訪問件数を上げよう(3)(新規顧客、既存顧客)
訪問看護ステーションの売上を上げようとしたとき、まず「新規利用者の獲得をしよう」と考える方が多く、訪問頻度は軽視されがちかもしれません。
しかし、実は売上を上げるために即効性があり一番取り組みやすい方法は「訪問頻度」を上げることです。
今回は訪問頻度に関して以下の4点をお伝えしていきます。
1.現在の訪問頻度に関する意識チェック 2.訪問頻度が変わる事の利益へのインパクト 3.訪問頻度は他人任せにしない 4.意識して取るべき行動とは
以下普段の業務で行っている事をチェックしてみて下さい。いくつ当てはまるでしょうか?
のぞみ医療株式会社取締役。ビジケア株式会社経営企画担当者。看護師、保健師。平成22年大阪大学医学部附属病院でICU、精神科勤務。平成26年開業医を育てる院長のもとで、経営・会計学を学ぶ。平成29年-令和2年、ビュートゾルフ練馬富士見台に管理者として勤務、同時に数社の社外CFO、COOとして経営企画、財務を担当。令和1年ビジケア株式会社に参画。令和3年のぞみ医療株式会社取締役に就任。