前回より、「売上を上げていくための考え方」についてお伝えしております。 今回はこれを掘り下げ、「加算を取る意識を育てる」ことをテーマに取り上げます。 前回の記事をまだ読んでいない方は、ぜひ合わせてお読みください。
*前回記事:訪問看護ステーションにおける売上を上げる戦略思考~訪問単価を上げよう(1)(単位、診療点数)~
現在、訪問看護の経営者、管理者の方と200名近く毎月関わっています。その中ですぐに売上を上げる方法を尋ねられることが多いのですが、私が最初に着手するのは取得できる加算の見直しです。
ここで皆さんに質問です。 本当にあなたの事業所が算定できる加算を”全部”算定できているでしょうか?
加算を算定できていなくても、それを教えてくれる親切な方はいません。毎月どの加算を取っているのかチェックし、かつ、加算の算定に向けて運営体制を整えようと意識する必要があります。
今回は加算を取るうえで大切な考え方を3点お伝えします。
のぞみ医療株式会社取締役。ビジケア株式会社経営企画担当者。看護師、保健師。平成22年大阪大学医学部附属病院でICU、精神科勤務。平成26年開業医を育てる院長のもとで、経営・会計学を学ぶ。平成29年-令和2年、ビュートゾルフ練馬富士見台に管理者として勤務、同時に数社の社外CFO、COOとして経営企画、財務を担当。令和1年ビジケア株式会社に参画。令和3年のぞみ医療株式会社取締役に就任。