事業継続、事業の成長・拡大のためにどうやって売上を上げていくかは訪問看護事業の経営者、管理者にとって永遠のテーマではないでしょうか。
今回から、複数回にかけて「売上を上げていくためにどういった考え方をしていく必要があるのか」についてお伝えしていきます。
皆さんは売上を上げるために普段どういった取り組みをされていますか?
ほとんどの方は新規の依頼を獲得するために居宅介護支援事業所や病院に営業周りをしたり、チラシを持って行ったりすることをイメージするのではないでしょうか?
しかし、それは売上を上げるための1つの手段でしかありません。
まず自事業所がどういう売上の上げ方をすべきなのか「売上」を構成している要素全体を見ながら考え、取り組む必要があります。
では皆さんに質問です。 売上は何から構成されているでしょうか?
売上は大きく分解すると
で構成されています。
まだこれだと抽象的なのでさらに因数分解していきます。
と、売上はこの①~⑤まで分解して考えることができます。
そのため、売上を上げるためには①~⑤のどの要素を上げていく必要があるのかを検討していくことが大切です。まずは自事業所における上記の数字がどういう状況になっているかを把握しましょう!
のぞみ医療株式会社取締役。ビジケア株式会社経営企画担当者。看護師、保健師。平成22年大阪大学医学部附属病院でICU、精神科勤務。平成26年開業医を育てる院長のもとで、経営・会計学を学ぶ。平成29年-令和2年、ビュートゾルフ練馬富士見台に管理者として勤務、同時に数社の社外CFO、COOとして経営企画、財務を担当。令和1年ビジケア株式会社に参画。令和3年のぞみ医療株式会社取締役に就任。