社会保障審議会・介護給付費分科会では、2024年度介護報酬改定でのサービス別の対応について詳細の検討に入りました。デイサービス(通所介護・地域密着型通所介護・認知症対応型通所介護)では、厚生労働省が入浴介助加算の算定要件に、研修の受講を求めることなどを提案しています。これには委員からの反対意見もあり、まだどのように着地するかは見通せません。しかし、何らかの見直しが行われる可能性は大きそうです。
そのほか、個別機能訓練加算の見直しなどの論点とその検討状況についてお伝えします。
10月26日の会合では通所系サービスについて2回目の審議が行われました。
そのうち、通所介護・地域密着型通所介護・認知症対応型通所介護について、厚生労働省は以下の通り具体的な改定案を示しています。
(【画像】第229回社会保障審議会・介護給付費分科会資料より(以下同様))
(※入浴介助加算の要件等はこちら)
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