オンラインによる認定審査会の実施の趣旨を”コロナ特例”から”業務効率化”へ転換

ホーム ニュース 介護 オンラインによる認定審査会の実施の趣旨を”コロナ特例”から”業務効率化”へ転換

新型コロナウイルスの感染拡大期に認められていた特例運用の一つに、オンライン会議システムなどのICTツールを活用した認定審査会の開催があります。厚生労働省は業務効率化や事務負担軽減の観点から、今後、この運用をこれまでより広く認めます。

オンラインによる認定審査会の対象が拡大に

オンライン会議システムなどによる介護認定審査会の開催は、新型コロナウイルス感染症対策として、特例的に「ICT 等の活用により合議ができる環境が整えられれば、必ずしも特定の場所に集まって実施する必要はない」とされてきました。

これまでこうした運用の対象は、感染防止のために面会禁止などの対応をとっている介護保険施設や病院等の入所者や患者でした。

しかし、新型コロナウイルスの感染法上の位置付けが「5類」に移行した5月8日、厚労省はこの運用を「新型コロナウイルス感染症対策に限らず、実施できる」方針へ転換する旨、全国に周知しています。今後は業務効率化や日程調整などの負担軽減を進めるためにオンラインでの開催が認められるようになります。

(*介護保険最新情報vol.1149 ICT等を活用した介護認定審査会の開催について)

お役立ち情報をメルマガでお届け 今すぐ登録 はじめやすく、ずっと使える 介護・看護・障害福祉ソフトカイポケ
関連記事
介護経営ドットコム編集部
2025.07.09
2024年度と2025年度の介護職員の処遇改善加算算定に必要な実績報告書が差し替えに―2025年7月提出分も対象
#人材採用/定着 #サービス共通
大月えり奈
2025.06.23
囲い込みや過剰サービスの問題など有料老人ホームを巡る検討会の整理案を厚労省が示す
#特定施設 #サービス品質向上 #報酬改定
大月えり奈
2025.06.20
通信機能のある福祉用具の給付範囲を拡大、GPS車いす・歩行器も−厚労省方針
#サービス共通 #居宅系サービス #報酬改定