・福祉用具のレンタル、販売
・住宅改修の工事
・yahooショッピングモールへの出店
・自社のオンラインショップ運営
・ICT活用の訴求・啓蒙
例えば、zoomを使ったテレビ会議やペーパーレスでの活動など
・介護施設へのIT導入支援、活用のアドバイス、資料作成などコンサルティング業務を行っております。
・セミナー活動としては、マインドマップの活用や落語の紹介、杖や靴の選び方セミナーなどの活動をしています。
大きく2つありまして、1つは立ち上げ時の知名度の低さ、もう1つは採用〜人材教育および定着です。
1つ目の知名度が低いという課題については、2014年から事業をはじめたということもあり、地域に覚えてもらうきっかけとして、福祉用具以外の特色を付けたいと考えました。そのために、ロボットセミナーを継続して実施しました。2ヶ月に1回のペースでやることで、『care design ケアデザイン』という事業所名を少しずつ覚えてもらえたのだと思っています。
例えば、富士ソフトのパルロやソフトバンクのペッパーなどの情報発信を定期的に続けています。
情報発信を続けた結果、今ではだいぶ認知度があがってきた手ごたえはあります。 セミナー参加の規模感は内容にもよりますが、100名程が集まることも珍しくなく、使えそう、面白そうということで、介護業界関係なく集まっていただいています。今ではリアルに集めて開催が難しいこともあり、Zoomセミナーを中心に継続しています。
採用についての取り組みは、以前からハローワークや折り込みチラシには疑問があったので、ハローワークや折り込みはやっておらず、WEBを経由したリクルートを実施しています。
具体的には、インディード、エンゲージ、wantedlyなどです。一番応募が増えるのはインディードで、wantedlyは会社の大事にしているストーリーを伝え、エンゲージメントを高めるために使っています。 それぞれの媒体はやはり色合いが違い、課金も違うのでその特性にあわせて使っています。そのおかげかホームページを見て直接問い合わせも増えています。
そして、wantedlyを見てきている方はだいぶ読み込んでいる感じはあります。 福利厚生だけでなく、他も見てきてくれるので、採用確率が高くなっています。お互い無駄な時間をなくすためにもそのあたりはやって良かったと思います。
教育・定着の取り組みは、1ケ月ほどオリエンテーションや研修、座学を中心に学んでもらい、チームに配属されたらOJTになります。福祉用具専門相談員や福祉住環境コーディネーターの資格については、会社がサポートして取得を目指します。
直近、他の経営者と話して面白い、やろうと思っている活動は、営業やマネージャーの教育を自社だけでやらないという発想です。教育のための中小企業の連合体のような協会をつくり、そこで、協力して社員に対しての研修会や教育を行っていくというイメージです。そうすることで、他の業界の情報も知れますし、相談できる相手が社外にできます。ノウハウも共有できて、より生産的、効果的な教育に繋がると考えています。
スタッフがイキイキしていることです。 スタッフがイキイキしていなければお客様へ良いサービスは提供できません。やらされる仕事ではなくやりたい仕事になっていることが大事だと思っています。
これまで私自身サラリーマンとして約10年経験し、中間管理職やマネジメントもやってきました。経験の中で、スタッフの目線ももちろん分かっていますので、働きやすい職場は常に意識していきたいと思っています。
また、会社としては、心理的安全性も大事にしていきたいと考えています。具体的には、部下や同僚などリスクを感じず言いあえるような環境のことです。スタッフ同士の信頼関係が築けているからこそ、パフォーマンスが上がると考えています。
コロナの前後でも重要なことは変わらないと思います。それは例えば家族だったり、時間だったりということですね。これはコロナの前からとても大事なものです。大事なことがより大事なことだったと気付けるきっかけになったのがコロナ禍ではないでしょうか?本質的なことは変わっていない。
目的は変わらないので、手段として対面がオンラインになったり、ipadなど紙でなく電子化したりと手段が変わるだけだと考えています。
これからは、人それぞれが大事なものを理解した上で、なんのためにそれをやるのか、より深く考えることが必要だと思います。手段は環境や状況に応じて選択するもの。達成すべきは目標・目的です。
介護経営ドットコムの記事を制作・配信している編集部です。日々、介護事業所を経営する皆さんに役立つ情報を収集し、発信しています。