2024年度の介護報酬改定で、通所介護・地域密着型通所介護における認知症加算について、一部の算定要件の緩和および新設などの見直しが実施されました。
こちらのページでは、通所介護・地域密着型通所介護における認知症加算と、2024年4月改定後での変更点について、留意事項通知の内容なども踏まえてご紹介します。
通所介護・地域密着型通所介護における認知症加算とは、認知症に関する研修を修了した職員を適切に配置し、認知症の症状の進行の緩和に繋がるケアを提供することを評価する加算です。
24年度の介護報酬改定では、算定要件に「検討会や技術的指導に係る会議等の定期的な開催」が追加されたほか、「利用者に占める認知症の方の割合」に係る要件が緩和されました。
① 従業者に対する認知症ケアに関する事例の検討や技術的指導に係る会議の定期的な開催が要件に新たに追加。 ② 算定要件のうち、「利用者に占める認知症の方の割合」に係る要件を緩和。 ③ 単位数等は変更なし。
認知症加算:60単位/日(変更なし)
これまでに発出されている24年度介護報酬改定に関するQ&Aのうち、通所介護・地域密着型通所介護における認知症加算に関するものを記載します。
理学療法士として回復期病院、リハ特化デイ施設長、訪問リハを経験後フリーライターとして独立。医療福祉、在宅起業、取材記事が得意。正確かつ丁寧な情報を発信します。