技術の進展やメーカーの要望などを受け、介護保険の対象となる福祉用具の範囲が近年拡大しています。これに関連して厚生労働省は前年度末から、メーカーなどによる申請手順について運用の一部変更を検討しています。
介護保険の給付対象となる福祉用具や住宅改修の種目・種類の追加、拡充などの要望は、現在、厚労省が公開している様式によって受け付けられています(「福祉用具に関する提案」。)
*関連リンク:厚労省「介護保険対象福祉用具・住宅改修に対する要望について」(厚労省ウェブサイト)
こうした要望は、「介護保険制度における福祉用具の範囲の考え方」(下記画像の内容)に沿うものであることを原則とするほか、【有効性に関するデータ】や【安全性に関するデータ】の提出などが必要です。
理学療法士として回復期病院、リハ特化デイ施設長、訪問リハを経験後フリーライターとして独立。医療福祉、在宅起業、取材記事が得意。正確かつ丁寧な情報を発信します。