この動画は、「自然災害発生時におけるBCPの作成」シリーズの自然災害BCPの作成④他施設・地域との連携編です。 視聴に必要な時間は、標準速度で12分57秒です。 資料も無料でダウンロードいただけます。
<解説>株式会社ケアモンスター代表取締役:田中大悟さん
このシリーズは、順番にご視聴いただくことで自然災害が発生したときのためのBCPを策定した後、PDCAサイクルを確実に回していくための理解を深めていけるように作成しています。
このページでは、事業継続計画におけるマネジメントサイクル(概要説明編の動画で説明)の概念に沿い、「自然災害BCPの作成準備(④他施設・地域との連携編)」についてお話します。
この動画で解説する内容は以下の通りです。
1:他施設との連携 ⑴連携体制の構築 ⑵連携対応 2:地域との連携 ⑴被災時の職員の派遣 ⑵福祉避難所の運営
まず、災害時に他施設と連携するために決めておくべき事柄について説明します。
(1)連携体制の構築の方法としては、連携先との協議や連携協定書の締結、また地域のネットワーク等の構築・参画などが上げられます。 (2)実際に連携をスムーズに進めていくための対応としては、①事前準備②入所者・利用者情報の整理③共同訓練についての規定や準備などが必要です。
動画では、具体例や記載例などを交えて解説します。
次に、地域との連携を進めるうえで決定しておくべき事柄について解説します。
⑴被災時の職員の派遣について(災害福祉支援ネットワークへの参画や災害派遣福祉チームへの職員登録を検討する) (2)福祉避難所の運営(福祉避難所として指定を受けた場合の書類の控えや施設整備)
動画では、それぞれ考慮するポイントや実行するときの注意点を解説します。
今回は、【自然災害BCPの作成:緊急時の対応編】として、
についてお話しました。
今回のシリーズを視聴して、引き続きBCPの作成にチャレンジしていきたいとみなさまに思っていただけたとすれば、大変うれしく思います。
株式会社ケアモンスター 代表取締役。社会福祉士・介護支援専門員。1975年生まれ石川県出身。 整形外科(老人保健施設)や脳神経外科等に勤務し、医療ソーシャルワーカーや介護支援専門員として、組織や地域のマネジメント業務に携わりながら、医療経営を学ぶ。 その後、医療法人の理事、MS法人の取締役として、クリニックを中心とした介護事業の立ち上げや運営を行う。 2014年に、コンサル事業・セミナー事業を主に起業。現在は、今の福祉事業の概念を壊しながら、「新しい価値」と「新しい仕組み」を創造する!ということをテーマに活動中。