デイサービスを運営していく中で、運転資金に余裕がなくなったり、足りなくなったりするタイミングが来るかもしれません。
そのような時に、「資金調達するにはどのような方法があるの?」や「融資はいくらまで受けられるんだろう?」といった疑問が浮かぶと思います。
この記事では、デイサービスにおける資金調達の方法やそれぞれのメリット・デメリットなどについて解説していきます。
資金調達とは、事業所を経営していくにあたって必要な資金を主に外部から集めることを言います。
デイサービスで資金調達が必要となるケースは、
といった場合が考えられます。
上記のケースに対する資金調達の方法として、以下の3つの方法が挙げられます。
それでは、資金調達の方法について、それぞれメリットとデメリットを見ていきましょう。
融資とは、金融機関などから事業のための資金を借りることです。
金融機関では、資金の使用用途や事業の種類、会社の規模などに応じた様々な融資プランを設けていますので、融資を受けた資金の使用用途と返済ができることを説明する書類を準備して、融資担当者に相談しましょう。
融資を受けるまでの流れは、以下のようになります。初めて取引する金融機関の場合、初回面談から資金が入金するまで、おおよそ1~2カ月の期間がかかります。
【融資のメリット】
【融資のデメリット】
ファクタリング(早期入金)とは、介護報酬の債権を譲渡して資金を調達する方法です。
ファクタリングについて、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
ファクタリングサービスの利用をするまでの流れは、以下のようになります。ファクタリングサービス提供会社に相談の申込をしてから実際に入金されるまでは約2週間ほどかかります。
【ファクタリングのメリット】
【ファクタリングのデメリット】
補助金・助成金とは、国や自治体等が目指す方針・政策に向けた取り組みを行う事業者をサポートするために給付される資金のことを言います。
補助金・助成金について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
補助金・助成金の申請手続きや入金の流れは、補助金・助成金の種類によりますが、手続きが複雑なことが多いです。ここでは、一般的な補助金を例に、申請から報告までの流れを見ていきます。
【補助金・助成金のメリット】
【補助金・助成金のデメリット】
デイサービス事業者が融資を受ける場合、おススメするのは、日本政策金融公庫です。
日本政策金融公庫は、中小企業・小規模事業者等の資金調達を支援する政策金融機関で、新型コロナウイルス感染症特別貸付、設備資金貸付利率特例制度といった様々な融資制度が設けられています。
融資について相談できる「事業資金相談ダイヤル(0120-154-505)」がありますので、融資を考えている方は相談を検討してみましょう。
デイサービスにおススメのファクタリングサービスは、「カイポケのファクタリングサービス」です。
手数料は0.8%と業界最安水準で、途中解約による違約金などはありません(最低利用期間3カ月)。ご興味のある方は、ぜひこちらから詳細をご覧ください。
デイサービスを運営する上での課題に対して、以下のような補助金・助成金が設けられています。
ここまで、デイサービスにおける資金調達方法や、それぞれのメリット・デメリットなどについて述べてきましたが、いかがでしたでしょうか。
融資、ファクタリング、補助金・助成金など、資金調達には様々な方法があり、それぞれメリット・デメリットがありました。ご自身の事業所の状況に合わせて、より適切な資金調達の方法を検討しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。