訪問介護事業所が融資を受けるためのポイントとは?資金調達の方法もご紹介

2023.04.28
2023.07.24
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こちらのページでは、主に金融機関から融資を受けるためのポイントについてご紹介しています。
訪問介護事業所における資金調達の方法や注意点、開業時の具体的な費用については、下記のページにさらに詳しくまとめておりますので、そちらをご覧ください。
リンク:訪問介護の立ち上げ資金はどのくらい?資金調達の方法は?

訪問介護事業所を運営する中で、事業を拡大するための資金や運転資金を確保したいというタイミングがあるかと思います。

そのような時に、「資金調達にはどのような方法があるの?」や「金融機関から融資を受けるためにはどうすればいいの?」といった疑問が浮かんでくるかもしれません。

この記事では、訪問介護事業所の経営者・管理者の皆様に向けて、資金調達の方法や金融機関から融資を受けるまでの流れなどについて解説していきます。

目次
    訪問介護事業所の資金調達の方法とは?
      金融機関から融資を受けるまでの流れ
      訪問介護事業所が金融機関から融資を受けるためには?
      訪問介護事業所におススメの資金調達方法は?
      まとめ

        訪問介護事業所の資金調達の方法とは?

        訪問介護事業所が資金調達をする主な方法として、

        • 銀行・信用金庫などの金融機関からの融資
        • ノンバンクからの融資
        • ファクタリング(早期入金サービス)
        • 補助金や助成金
        • 役員からの借入

        などが考えられます。

        金融機関から融資を受けるまでの流れ

        金融機関から融資を受けるまでの流れは、以下のようになります。

        【金融機関から融資を受ける流れ】

        1. 必要な書類をそろえる。
        2. 金融機関の窓口に行く。
        3. 担当者と面談を重ねる。
        4. 契約を行う。

        4つのステップについて、それぞれ詳しく見ていきましょう。

        1.必要な書類をそろえる

        まずは、金融機関から融資を受けるための審査に必要な書類を準備します。

        【融資を受けるために必要な書類】

        • 決算書3期分
        • 事業計画書
        • 資金繰り表(資金計画書も含む)
        • 事業所のパンフレット

          など

        新しい拠点を増やす場合などは、これらのほかに物件の売買契約書なども準備しましょう。

        2.金融機関の窓口に行く

        事前に電話連絡をしてアポを取り、当日は準備した書類を持参し、金融機関で融資の相談をします。

        3.担当者と面談を重ねる

        金融機関の融資では、初回の面談が終わった後も、何回か面談を繰り返す場合があります。また、追加の書類を求められるケースもあります。

        4.契約を行う

        審査が終わったら契約を行います。金融機関の融資では、初回面談から資金が入金するまで、およそ1~2カ月かかることが多いようです。

        訪問介護事業所が金融機関から融資を受けるためには?

        訪問介護事業所が金融機関から融資を受けるためには、以下のポイントが大切になってきます。

        • 融資を受ける目的を明確にする
        • 融資・資金調達の金額を明確にする
        • 返済できることを明確にする

        それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。

        融資を受ける目的を明確にする

        「何のために融資を受ける必要があるのか?」を金融機関に説明できるように明確にします。

        訪問介護事業所で融資を受ける目的の例として、

        • 自動車を購入したい。
        • 事業所を移転したい。建築したい。
        • 単年度赤字などにより運転資金が不足している。
        • 職員を増員するための費用を確保したい。

        といったことが挙げられます。

        融資・資金調達の金額を明確にする

        融資の目的を実行するために、「いくらの融資を受ける必要があるのか?」を金融機関に説明できるように明確にします。

        また、自己資金等も用意した上で不足分の融資を受ける場合、「総額としていくら必要」で「自己資金としていくら用意できて」、「融資をいくら受けたいのか」を説明するための書類も準備しましょう。

        運転資金の融資を受ける際の必要な金額

        介護事業の運転資金は、介護報酬が2カ月遅れで入金されることから、「売り上げの2カ月分を運転資金として確保すること」を基準にすることが一般的となっています。

        そのため、運転資金として過度の金額の融資を受けることはできない可能性が高いので注意しましょう。

        返済できることを明確にする

        返済能力がないと判断されると、融資を受けることが難しくなります。

        返済できることを明確にするためには、

        • 収入や利益を確保できる事業であることを決算書や収支計画書などを用いて証明する。
        • 人材への投資や設備投資などを目的とした前向きな目的であることを、収支計画書などを用いて証明する。

        といった方法が考えられます。

        訪問介護事業所におススメの資金調達方法は?

        訪問介護事業所におススメの資金調達方法は、

        • 日本政策金融公庫による融資
        • ファクタリングサービス

        です。

        これらは中小企業・小規模事業者が資金調達をする際、選ばれている方法となっています。

        日本政策金融公庫

        日本政策金融公庫は、中小企業・小規模事業者や農林業業者などの資金調達を支援する政策金融機関で、新型コロナウイルス感染症特別貸付、設備資金貸付利率特例制度といった様々な制度を利用することができます。

        融資の相談や問い合わせのできる「事業資金相談ダイヤル(0120-154-505)」もありますので、融資を考えている方は相談を検討してみましょう。

        カイポケファクタリングサービス

        ファクタリング(早期入金)とは、請求した介護報酬を譲渡して現金・預金を調達する方法で、通常より約1.5カ月早く介護報酬を受け取ることが可能になるサービスです。

        ファクタリングサービスは、カイポケの「介護ファクタリングサービス」がおすすめです。

        手数料は0.8%と業界最安水準で、途中解約による違約金などはありません(最低利用期間3カ月)。ご興味のある方は、ぜひこちらから詳細をご覧ください

        まとめ

        ここまで訪問介護事業所の資金調達の方法や、金融機関から融資を受けるためのポイントなどについて述べてきましたが、いかがでしたでしょうか。

        金融機関から融資を受けるためには、融資を受ける目的や金額を明確にした上で、返済能力を証明するための準備が大切になってきます。

        最後までお読みいただきありがとうございました。

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