介護業界で働く人の間で、「健康面の不安」を感じている人が顕著に増加している―。 介護労働安定センターが8月末に公表した2021年度介護労働実態調査により、こうした結果が明らかになりました。
また、同時期に公表された別の調査からは、不満により離職を考えたことがある人の割合は約6割にのぼるということも分かっています。
介護業界で働く従業員の就業意識についての動向と、介護事業者の採用における工夫や早期離職防止のための方策を整理しました。
介護労働安定センターは毎年、「介護労働実態調査」で介護業界で働く人の就業実態や意識調査を実施しています。
2021年度の結果によると、労働条件や仕事の悩みについては、「人手が足りない」が最多で52.3%。次いで「仕事のわりに賃金が低い」が38.3%となっています。
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