これまで、介護事業所における働き方改革を戦略的に実践するポイントについてお伝えしてきました。第4回目は、働きやすい職場づくりと助成金の活用について取り上げます。
私は、日ごろから「おすすめの助成金はありますか?」とお客様である企業に問われる事があります。特に年度始めの4月から7月あたりはこうした質問が多くなります。
この「おすすめ」について、「金額が高い」「申請しやすい」「自社でも申請出来る(その後の経営に影響が及ばない)」といった側面から検討し、それぞれの状況に応じた情報提供をさせて頂いています。
それゆえ、本記事では、絶対的におすすめの助成金という形で言及するのは避けた上で、介護事業者が押さえておきたい助成金の情報をお伝え致します。
高年齢者や障害者等の就職困難者をハローワーク等(※)の紹介により、継続して雇用する労働者(雇用保険の一般被保険者)として雇い入れる事業主に対して助成されます。
株式会社オーバー代表取締役。拓社会保険労務士事務所代表。社会保険労務士、社会福祉士。 社会保険労務士事務所に入所。医療・福祉業界含め数多くの企業を担当。組織づくり、チーム運営、マーケティング、IT 活用、仕事と家庭の両立を軸とした人事労務コンサルティングで好評を得る。 平成28年会社設立。平成29年1月訪問看護ステーションシンプル、同年5月生活支援サービスチョイス、同年9月ライフパートナーワン・スタイル、居宅介護支援事業所ワン・スタイル、平成30年8月ライフサポートイメージ(訪問介護事業)を立ち上げる。