居宅介護支援事業所の開業準備を進めている皆様は、開設予定日に合わせて利用者様を獲得すべく、営業活動を実施または検討しているのではないでしょうか?
そのような状況で、「居宅介護支援事業所の営業はどこに行けばいいの?」、「開設予定日のどれくらい前から営業を始めるのがいいの?」といった疑問をお持ちではないでしょうか?
この記事では、居宅介護支援事業所の利用者獲得のための営業について基本的なポイントをご紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。
営業戦略とは、中長期における営業活動全体の方針や目標を指します。それに対して、営業戦術は、営業目標を達成するために行う具体的な施策・取り組みを指します。 例えば、営業戦略では「開業から1年後までに月の売上を〇〇万円にする」や「開業2年目以降は月の売上の平均を〇〇万円にする」などの目標を設定します。そのためには、「月の利用者数が〇〇件」という中間指標も設定します。そして、営業戦術として目標・中間指標を達成するために、「今月〇〇人の利用者様を獲得する」といった短期目標を設定し、「地域包括支援センターに〇回訪問する」、「地域の介護相談会の担当を〇回行う」といった具体的な施策・取り組みを決め、実施します。
居宅介護支援事業所の営業先は、「地域包括支援センター」と「医療機関」、「市町村の介護保険係」などが挙げられます。これらの機関と良好な関係を築くことが大切になります。 また、地域の高齢者と接点を持つことも利用者獲得に結びつくことがあります。地域で実施される「介護相談会」や「介護予防教室」、「老人クラブのイベントへの参加」など、積極的に地域の活動に参加を検討しましょう。
本格的な営業は、指定通知書が届き、『開設予定日が確定した後から開始する』のが良いでしょう。ですから「開設予定日の1週間前くらい」からが多いでしょう。 指定通知書は、「指定年月日の前月末日まで」に届くことになっていますが、申請の受付状況や指定権者(市町村)の体制によって到着スケジュールが若干異なりますので注意しましょう。
居宅介護支援の開業準備では、事業計画の作成、法人設立、指定申請書類の作成、従業員の採用、利用者獲得のための営業、加算算定のための準備など、やらなくてはいけないことがとても多いです。また、開業に向けた準備を進める中でわからないこと・迷ってしまうこともでてくるでしょう。
このように開業への不安や疑問がある方は、ぜひ『カイポケの開業支援サービス』のような開業をサポートするサービスを活用しましょう。
居宅介護支援事業所を開業する際の営業について基本的なポイントを説明してきましたがいかがでしたか? ここでご紹介した内容が、皆様の営業戦略・戦術、具体的な施策の立案と、利用者獲得に繋がれば幸いです。 最後までお読みいただきありがとうございました。