厚生労働省は、10月11日付の事務連絡で、「令和3年度介護報酬改定の効果検証及び調査研究に係る調査」の実施スケジュールなどを知らせ、広く協力を求めています。
調査は、次期介護保険制度の改正と介護報酬の改定に必要な基礎資料を得るために行われるもので、2021年度は「介護医療院におけるサービス提供実態等」「LIFEを活用した取組状況の把握および訪問系サービス・居宅介護支援事業所におけるLIFEの 活用可能性の検証」「文書負担軽減や手続きの効率化による介護現場の業務負担軽減」「福祉用具貸与価格の適正化」の4つのテーマで実施されます。
*関連記事:「ほとんどの施設で時間外労働」事業者からLIFEの入力負担の訴え、介護文書の負担軽減、21年度改定の検証にとどまらず将来像の議論を、訪問系・ケアマネ事業所でのLIFE活用に向けモデル事業を実施へ
ほとんどの調査票は10月のうちに介護事業所や施設に向けて発出され、提出期限は11月初旬になっています。
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