2023年度のIT導入補助金の申請がスタートしました。
これまでと同様の通常枠（A類型・B類型）、デジタル化基盤導入枠（デジタル化基盤導入類型）に加えて、2023年度からは「セキュリティ対策推進枠」が設けられ、申請要件とスケジュールが公表されています。
この記事では、IT導入補助金を活用して業務効率化のためにITツールを導入したいと考える介護事業者や訪問看護事業者の方へ、2023年度のIT導入補助金のスケジュールや申請方法をご紹介しています。
IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者等が自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する経費の一部を補助する制度です。
中小企業・小規模事業者等は、働き方改革や被用者保険の適用拡大、賃上げ、インボイスの導入等の制度変更に対応することになり、これらの制度変更に対応するためには、生産性向上を図る必要があることから、生産性向上に資するITツールの導入経費を補助する『IT導入補助金』が設けられています。
介護事業では、IT導入補助金を活用して以下のようなITツールが導入されています。
【IT導入補助金の介護事業での活用例】
IT導入補助金の対象者となるのは「中小企業・小規模事業者」です。
介護事業者の場合は、以下のいずれかに該当する法人を指します。
参考までに、過去のIT導入補助金では以下のような組織形態の申請が受け付けられています。
など
2023年度のIT導入補助金は、通常枠の「A類型」、「B類型」、「セキュリティ対策推進枠」、デジタル化基盤導入枠の「デジタル化基盤導入類型」、「複数社連携IT導入類型」の5種類が設けられています。
※デジタル化基盤導入枠の「複数社連携IT導入類型」は、対象者が商工団体や観光振興に取り組む団体など、複数の中小企業が連携する場合に限られていますので、ここでは説明を省略させていただきます。
※「プロセス」とは、業務工程や業務種別のことです。
導入するソフトウェアの機能によって、選択するIT導入補助金の種類（類型）が変わってきます。
導入するITツールに「会計・受発注・決済・EC」の機能がある場合、デジタル化基盤導入枠（デジタル化基盤導入類型）を選択します。
一方、「会計・受発注・決済・EC」の機能がない場合は、通常枠（A・B類型）を選択します。
1.IT導入支援事業者（ITツールを提供している会社など）に補助事業に関する相談等 ↓
2.導入したいITツールやIT導入支援事業者を選定、交付申請のための事業計画を策定 ↓
3.「gBizIDプライム」アカウントを取得 ↓
4.「SECURITY ACTION」の宣言済みアカウントIDを取得 ↓
5.「みらデジ」ポータルサイトで「経営チェック」を実施 ↓
6.IT導入支援事業者と共同で交付申請を実施 ↓
7.ITツールの発注・契約・支払い ↓
8.事業実績報告の作成・提出 ↓
9.補助金額が確定、補助金の入金 ↓
10.事業実施効果報告を作成（IT導入支援事業者へ） ↓
11.事業実施効果報告の提出
2023年4月5日現在で公表されている2023年度のIT導入補助金の申請スケジュールは以下のようになっています。
ここで、2023年度のIT導入補助金に対応している介護ソフトの一例をご紹介します。
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そのため、事業所内だけでなく訪問先からでも、利用者様の情報の共有や記録の入力などを行うことができ、業務効率化に活用いただいております。
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ご相談は無料ですので、『0120-227-831』(受付時間：9時〜18時 土日祝・年末年始・GW休暇は除く)まで、お気軽にご相談ください。