この動画は、「自然災害発生時におけるBCPの作成」シリーズの自然災害BCPの作成③緊急時の対応編です。 視聴に必要な時間は、標準速度で19分30秒です。 資料も無料でダウンロードいただけます。
<解説>株式会社ケアモンスター代表取締役:田中大悟さん
このシリーズは、順番にご視聴いただくことで自然災害が発生したときのためのBCPを策定した後、PDCAサイクルを確実に回していくための理解を深めていけるように作成しています。
このページでは、事業継続計画におけるマネジメントサイクル(概要説明編の動画で説明)の概念に沿い、「自然災害BCPの作成準備(③緊急時の対応編)」についてお話します。
この動画で解説する内容は以下の通りです。
1:緊急時の対応 2:緊急時の対応【訪問・通所サービスの固有事項】
サービス種別に関わらず自然災害が実際に起こった際の対応に必要な項目は、以下が挙げられます。
⑴ BCP 発動基準 ⑵ 行動基準 ⑶ 対応体制 ⑷ 対応拠点 ⑸ 安否確認 ⑹ 職員の参集基準 ⑺ 施設内外での避難場所・避難方法 ⑻ 重要業務の継続 ⑼ 職員の管理 ⑽ 復旧対応
動画では、各項目で考慮するポイントや計画への記載の仕方、組織として必要な対応などを解説します。
訪問・通所サービスが災害が起こったときに対応が必要なもの、決めておくことなどには以下が挙げられます。
⑴サービス提供を長期間休止する場合の対応(居宅介護支援事業所との連携) ⑵あらかじめ検討した対応方法に基づく対応(平常時に備えて用意しておいたオペレーションの実行) ⑶通所サービス提供中の対応
動画では、それぞれ考慮するポイントや実行するときの注意を解説します。
以下は、訪問・通所サービスの提供に関連して台風などで甚大な被害が予想される場合に、備えておくべき事項です。動画では具体的な事例や記載の仕方を解説します。
①サービスの休止・縮小・前倒し等の基準 ②居宅介護支援事業所への情報共有
今回は、【自然災害BCPの作成:緊急時の対応編】として、
についてお話しました。
今回のシリーズを視聴して、引き続きBCPの作成にチャレンジしていきたいとみなさまに思っていただけたとすれば、大変うれしく思います。
株式会社ケアモンスター 代表取締役。社会福祉士・介護支援専門員。1975年生まれ石川県出身。 整形外科(老人保健施設)や脳神経外科等に勤務し、医療ソーシャルワーカーや介護支援専門員として、組織や地域のマネジメント業務に携わりながら、医療経営を学ぶ。 その後、医療法人の理事、MS法人の取締役として、クリニックを中心とした介護事業の立ち上げや運営を行う。 2014年に、コンサル事業・セミナー事業を主に起業。現在は、今の福祉事業の概念を壊しながら、「新しい価値」と「新しい仕組み」を創造する!ということをテーマに活動中。