この動画は、「自然災害発生時におけるBCPの作成」シリーズの自然災害BCPの作成②平常時の対応編です。 視聴に必要な時間は、標準速度で19分46秒です。 資料も無料でダウンロードいただけます。
<解説>株式会社ケアモンスター代表取締役:田中大悟さん
このシリーズは、順番にご視聴いただくことで自然災害が発生したときのためのBCPを策定した後、PDCAサイクルを確実に回していくための理解を深めていけるように作成しています。
このページでは、事業継続計画におけるマネジメントサイクル(概要説明編の動画で説明)の概念に沿い、「自然災害BCPの作成準備(②平常時の対応編)」についてお話します。
この動画で解説する内容は以下の通りです。
1:平常時の対応 2-1:訪問・通所サービスの固有事項:平常時の対応 2-2:訪問・通所サービスの固有事項:災害が予想される場合の対応
平常時の対応としては以下が挙げられます。
⑴建物・設備の安全対策(人が常駐する場所の耐震、 設備の耐震、水害対策) ⑵電気が止まった場合の対策 ⑶ガスが止まった場合の対策 ⑷水道が止まった場合の対策 ⑸通信が麻痺した場合の対策 ⑹システムが停止した場合の対策 ⑺衛生面(トイレ等)の対策 ⑻必要な品目の備蓄 ⑼資金手当て
動画では、それぞれ考慮するポイントや計画への記載の仕方を解説します。
平常時から実施すべき対応のうち、訪問・通所サービス固有のものには以下が挙げられます。
⑴緊急連絡先の把握 ⑵居宅介護支援事業所との連携 ⑶利用者宅を訪問中の発災への備え ⑷移動中の発災への備え ⑸地域の避難方法や避難所に関する情報把握
以下は、訪問・通所サービスの提供に関連して台風などで甚大な被害が予想される場合に、備えておくべき事項です。動画では具体的な事例や記載の仕方を解説します。
①サービスの休止・縮小・前倒し等の基準 ②居宅介護支援事業所への情報共有
今回は、【自然災害BCPの作成:平常時の対応編】として、
についてお話しました。
今回のシリーズを視聴して、引き続きBCPの作成にチャレンジしていきたいとみなさまに思っていただけたとすれば、大変うれしく思います。
株式会社ケアモンスター 代表取締役。社会福祉士・介護支援専門員。1975年生まれ石川県出身。 整形外科(老人保健施設)や脳神経外科等に勤務し、医療ソーシャルワーカーや介護支援専門員として、組織や地域のマネジメント業務に携わりながら、医療経営を学ぶ。 その後、医療法人の理事、MS法人の取締役として、クリニックを中心とした介護事業の立ち上げや運営を行う。 2014年に、コンサル事業・セミナー事業を主に起業。現在は、今の福祉事業の概念を壊しながら、「新しい価値」と「新しい仕組み」を創造する!ということをテーマに活動中。