厚生労働省は2025年度の補正予算で実施する「医療・介護等支援パッケージ」の活用を11月28日付の事務連絡で自治体に促しています。
「医療・介護等支援パッケージ」は、職員の賃上げや事業継続、生産性向上を目的とした複数の事業で構成された支援メニューの総称で、細目は以下の通りです。
<介護分野における物価上昇・賃上げ等に対する支援>
① 介護分野の職員の賃上げ・職場環境改善支援事業
② 介護事業所等に対するサービス継続支援事業
③ 介護施設等に対するサービス継続支援事業(物価高対策)
④ 地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金等
<介護分野における生産性向上等に対する支援>
⑤ 介護テクノロジー導入・協働化・経営改善等支援事業
<訪問介護員やケアマネジャーなど介護従事者の確保等支援>
⑥ 訪問介護等サービス提供体制確保支援事業
⑦ 地域のケアマネジメント提供体制確保支援事業
また、既存の「重点支援地方交付金」についても、光熱水費や食材料費の上昇への支援事業に活用するよう求めています。