新型コロナへ対応するための人員基準等の取り扱いについて、厚生労働省が新たな対応方針を示しています。
具体的には、介護サービス事業所に勤務する職員が新型コロナウイルスワクチンの接種を受けることや接種後の副反応によって、一時的に人員配置基準を満たさなくなる場合に自治体が「柔軟な対応」をすることを認めています。
基準以上の人員配置や有資格者などの配置が算定要件となっている加算についても同様の扱いを示しています。
ただし、介護サービス事業所に勤務する職員が新型ワクチンを接種する際は、同一事業所内の職員の接種日を分散させるなど、事業所側の調整を求めています。
本事務連絡ではそのほかに、介護サービスに医師や看護職員が大規模接種会場での接種や職域接種などに協力する場合にも人員基準上の柔軟な対応を認めています。
なお、いずれの対応も適用日は7月2日以降です。
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