厚生労働省は、2021年度老人保健健康増進等事業である「介護事業者(介護職)の現場での課題対応力強化に向けた調査研究事業)」の結果について周知しています。
この調査は、「認知症への対応力向上に向けた取組の推進」、「中重度者・看取りへの対応や自立支援・重度化防止の取組の充実」といった現場での課題対応力強化に向けた取り組みの実態や課題を探ったものです。
具体的には、全国の介護事業所や施設、自治体を対象に「介護キャリア段位制度」への取り組み状況などを調べてその優位性を示したり、行政が介護現場の学習の仕組み作りを支援する必要性などを示しています。
7月4日発出の事務連絡で自治体や業界団体に対して調査結果について確認を求めるほか、同制度などを活用した介護職員の資質向上に向けた取組みを促しています。
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