厚生労働省は8月1日付の事務連絡で各都道府県介護保険主管部局に対し、令和5年7月豪雨に伴う避難所等における高齢者等の心身機能の低下の予防や、認知症高齢者等に対する適切な支援について周知しています。
事務連絡では、避難生活に伴って被災した高齢者等の方々に、生活の不活発化を原因とする心身の機能の低下(いわゆる「生活不活発病」)の発症が危惧されていることから、生活不活発病の予防のための活動に関する資料(生活機能低下予防マニュアル等)が示されています。
また、避難所における認知症の方やそのご家族への配慮や支援等については、避難所での認知症の人と家族支援ガイド等が示されているほか、認知症介護情報ネットワーク(認知症介護研究・研修仙台センター)のホームページでも資料を確認することができます。
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