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目次
- 居宅介護支援経過(第5表)とは?
- 居宅介護支援経過(第5表)はいつ作成する?
- 居宅介護支援経過(第5表)の書き方
- 居宅介護支援経過(第5表)の注意点
- 居宅介護支援経過(第5表)の様式ダウンロード
居宅介護支援経過(第5表)とは?
「居宅介護支援経過(第5表)」は、居宅サービス計画作成における受付・契約、アセスメント、ケアプラン原案作成、サービス担当者会議、ケアプランの確定、その後のサービスの変更などにおける内容を、時系列で記載するものになります。
居宅サービス計画書は第1表~第7表までの7枚で構成され、本表を含む第4表・第5表を除いた5枚がケアプランとして扱われ、利用者・家族、各サービス事業者へ交付されます。なお、居宅サービス計画書の様式は以下のようになっています。
居宅サービス計画書の様式
・第1表「居宅サービス計画書(1)」
・第2表「居宅サービス計画書(2)」
・第3表「週間サービス計画表」
・第4表「サービス担当者会議の要点」
・第5表「居宅介護支援経過」
・第6表「サービス利用票(兼居宅サービス計画)」
・第7表「サービス利用票別表」
各居宅サービス計画書の書き方の確認・ダウンロードできる様式が必要な方は、それぞれの記事詳細をご確認ください。
居宅介護支援経過(第5表)はいつ作成する?
居宅介護支援経過(第5表)は、居宅介護支援事業所の介護支援専門員が利用者から介護保険サービス利用について相談を受けたり、初回インテークを行ったタイミングから随時記載を開始します。
居宅介護支援経過(第5表)の書き方
居宅介護支援経過(第5表)の記載内容としては、以下のポイントを押さえるとよいでしょう。
・担当者が訪問・面談した際の利用者や家族の意向・満足度等
・援助目標の達成度
・事業者との調整内容
・居宅サービス計画の変更の必要性
・サービス担当者会議の実施記録
支援経過は、いつ、誰と、どのような内容の話や相談があったのか(又は説明をしたのか)、また、その際の利用者や家族の反応はどうだったのか、ケアプランを立案するにあたっての考えや判断について具体的に書くようにするといいでしょう。
居宅介護支援経過(第5表)の注意点
居宅介護支援経過(第5表)の記入にあたっての注意点を以下にご紹介します。重要な内容の記入漏れがあったり、支援経過の内容に矛盾が生じている場合には、減算や実地指導の対象にもなり得ますのでご注意ください。
事実が記載されているか
居宅介護支援経過を後から見返した場合に、会議の決定事項など、居宅介護サービスを決定した経緯がわかるよう、客観的な事実を記載しましょう。
定期的なモニタリングがされているか
定期的なモニタリングについては、1カ月に約1回の頻度で提供サービスの見直しや判定を行っているかが確認されます。訪問日・モニタリングの内容を正確に記録として残しておくことで、モニタリングを実施している証拠となります。
会議の出席者が記載されているか
サービス担当者会議を開催した場合は、出席者と事業所名を記載しておきましょう。詳細を記入しておくことで、サービスの変更などがあった場合でも混乱を避けることができます。
居宅介護支援経過(第5表)の様式ダウンロード
会員詳細情報を入力すると下記の資料がダウンロードできます
会員詳細情報を入力すると下記の資料が
ダウンロードできます